各種委員会の構成と役割

教育問題検討委員会

委員長 八若 保孝

教育問題検討委員会は臨床実習を含む学部の卒前教育から、卒後臨床研修にいたる過程における小児歯科学に関する教育内容について、日々変化する社会情勢に対応すべく検討することを目的としています。

昨今の18歳人口の減少に伴う歯学部志願者数の減少により、入学者の学修レベルは多様化しており,さらに歯科医師国家試験の合格率の低下は学部の教育内容に多大な影響を与えています。また,現行の共用試験制度や国家試験合格基準にとらわれて各大学における独自の特徴が失われつつあることも否めません。しかしながら、社会が求める歯科医師としての態度・知識・技能の習得を目指し、大学間での一定の学修内容の統一と整合性の確立は必要となっています。

これまで当委員会では教育内容の共通化を図るため、以下のような活動を行ってきました。

1)
各大学における基礎実習内容と基本手技の統一
2)
モデルコアカリキュラムや国家試験出題基準に対応する小児歯科学関連試験問題および解説の作成
3)
実習用模型の設計と共通化
4)
子どもの虐待に関する教育内容の調査と検討

今後、実施が想定される歯学教育の質保証のための第三者機関による認証評価や大学教育のグローバル化において、卒業時の臨床能力の向上を目指した臨床実習の充実は必要不可欠です。そのためには、共用試験によって評価される臨床実習前の教育課程のみならず、コミュニケーション能力を含めた臨床能力の確保を目的とした診療参加型臨床実習体制の構築が各大学の課題であるといえます。

平成26・27年度においては各大学の臨床実習の現状や卒後臨床研修における小児歯科診療に関する教育体制や評価方法、さらに専門医取得を目指した研修システムなどについて検討したいと考えております。

構成

委員長 八若 保孝
副委員長 内川 喜盛
委員 飯沼 光生、香西 克之、佐藤 昌史、清水 武彦、早ア 治明