第60回日本小児歯科学会大会

大学小児歯科におけるキャリアプランニング

子どもたちの矯正治療に関するQ&A

気づいてあげて!特徴的な乳歯の早期脱落がある遺伝性の難病

小児歯科医バンク

JSPP 全国小児歯科開業医会

社団法人 日本小児科学会

健やか親子21

IAPD

歯保連試案2021

ohasys

事務局情報

公益社団法人 日本小児歯科学会
〒170-0003
東京都豊島区駒込1-43-9
駒込TSビル3階
一般財団法人 口腔保健協会内
TEL:03-3947-8891(代)
jspd@kokuhoken.or.jp

  • HOME
  •  > 気づいてあげて!特徴的な乳歯の早期脱落がある遺伝性の難病

気づいてあげて!特徴的な乳歯の早期脱落がある遺伝性の難病

理事長 牧憲司

 皆様には平素より大変お世話になっております。日本小児歯科学会理事長の牧憲司と申します。今回、日本小児歯科学会がアレクシオン社からのご依頼で、同社が制作した教育映像の監修をいたしました。教育映像は難治性疾患である低フォスファターゼ症に関するものです。

 低ホスファターゼ症(HPP)は進行性の骨の疾患で、血液中や組織中のアルカリホスファターゼの低下により骨の脆弱化や乳歯の早期脱落を惹起する疾患です。重症度や発症年齢には幅があり、無治療では生存が難しい重症の患者さんからほとんど症状のない患者さんまでいます。現在では全身的な根本治療として「酵素補充療法」による治療法が確立され、今までよりも良い経過をたどるようになっています。軽症な場合でも歯に影響があり、通常であれば乳歯は6歳ごろから歯が抜けて、永久歯へ生え変わりますが、HPPの場合、早い場合は1歳位からの乳歯の早期脱落が特徴です。そのような意味でも小児歯科領域と密接に関連しています。アレクシオン社は、様々な重篤な希少疾患の治療法などに取り組み、本疾患に関しても長年にわたり臨床的な研究を積み重ね、HPPの患者さんに対する非常に革新的な酵素補充療法、ストレンジック®(一般名:アスホターゼ アルファ)を開発し、HPPの治療に成果を上げています。

 本映像は、アレクシオン社が「特徴的な乳歯の早期脱落がある遺伝性の難病」というタイトルで制作したもので、正常な乳歯の生え変わりから地域における HPPの早期発見の取り組みまでHPPの理解を深める上で非常に有用な内容となっております。ご視聴いただくことでHPPに対してのご理解を深めていただき、地域をあげてのHPPの早期発見や早期対応が進むことを心から祈念いたします。

公益社団法人日本小児歯科学会 
理事長 牧憲司